へぶんずぷれいす

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君の笑顔を守る為に何が出来るのか考えている

さきすぺ5の新刊サンプルです。



それは、ある時の部活の風景。



「あっ!加治木先輩!大好きっすーーー!」
「ちょ、こら、やめろ。」
「えへへへー。」
「ワハハー、モモー、相変わらずだなー。」
「あ、蒲原元部長も居たんすね。こんにちはっす。」
「ワハハー。眼中に無しかー。」
先輩達は、受験の為引退をしているが、週に何回かは部室に来てくれる。
「あっ、桃子さんいらしてたんですね。良かった、桃子さんの分も淹れといて。」
そこに、お茶を持ってきた妹尾さん。
「ワハハー、佳織も相変わらずだなー。」
「ええ、これでもちょっとはましになったんだよ。」
「ワハハー。匂いで嗅ぎ分ければ簡単だぞー。」
「逆に難しいよ!はい、どうぞ。」
「そおかー?ん、ありがとう、佳織。そこのお菓子も食べていいからなー。」
「はーい。でも、ゴミはちゃんと捨てるんだよ。智美ちゃん。」
「ワハハー。お茶がうまいなー。」
和やかに流れる時間。
「睦月さんもどうぞ。」
「うむ、ありがとう。」
お茶を受け取り、こくりと一口。
丁度いい温度で、すっと喉元を通っていき、ふんわりと甘い花のような香りがした。
「モモ、飲み辛いから腕を放してくれ。」
「いやっすー、先輩最近ずーっと来てくれなかったじゃないっすかー。」
加治木先輩にべったりな桃子。
もう、そんな光景は日常の一部でしかなく、それに対して多くの突っ込みもない。
「ワハハー。愛されてるなーユミちん。」
「蒲原……。」
「ワハハー。」
「せんぱーい、あーん。」
「モモ!お前もいい加減に!」
「えへへー、怒ってる先輩もかわいいっすー!はい。」
「むぐ…ん……うまいな。」
「ワハハーだろー?」
「と、そうじゃないだろ、折角集まったんだ、特打ちやるぞ。なぁ、津山。」
「あ、は、はい。お菓子美味しいですね。」
「………。」
「………。」
「ワハハー。まぁ、とりあえず、これ全部食べてからと言うことで。」
「お前が仕切るのか、蒲原。」
「ワハハー。」
「あ、あの先輩、もう少しで終わりますし……。」
「…………津山がそう言うなら。」
「ワハハー、むっきーの言葉は素直に聞くんだなぁー。」
「現部長だからな。当たり前だ。」
「ワッハッハッー、それもそうだ。」
「あ、あの、すみません…。この後、特打お願いします。」
先輩2人の会話につい、謝ってしまったり。
「ワハハー。分かってる分かってる。」
「は、はい、お願いします。」
「オッケーオッケー。ワハハー。やっぱりこれ美味しいから箱取っておこう。」
「それはやめて下さい。」
「ワハ。」
残暑の残る秋の日の事。
「せーんぱい、もう一個、あーん。」
「……あーん。」
「美味しいっすか?」
「……あぁ…。」
諦めたように桃子が差し出すお菓子を与えられるまま食べる先輩。
桃子は、先輩の事が好きで好きでたまらないと最近は会えない事も手伝って、まったく離れようとしない。
こんな風に、嬉しそうに笑う桃子は、先輩がいてこそなのだろうな……と、思った。
「佳織ー、お茶おかわりー。」
「はーい。」
のんびりとした蒲原先輩の声。
それに応える妹尾さん。
楽しい空間。
この人たちに会えて良かったと思う。
「………。」
空は、秋晴れ。
このまま、みんな笑顔でいられるんだと。
信じていた。





続きは、さきすぺ5にて。
よろしくお願いします。
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Date:2012/06/08
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