へぶんずぷれいす

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□ かじゅモモ □

お寝坊

君がいることが、幸せだよ。





とんとんとん。
リズミカルに響く。
それは、幸せの音。




「ん……。」
日差しが差し込む。日はもう随分高くなっているようだ。ぬくぬくと温かい布団からなかなか出られない。
薄目を開いて、また閉じて、ぐーっと伸びをして、出した手が寒くてまた布団の中。
そのまま、またうとうとし始めると、足音が近づいてきて、扉が開かれた。
「………ん。」
薄目を開くと、そこには、エプロン姿の彼女。
「先輩、もうお昼っすよ。」
「ん…うん……。」
「あー、寝ちゃダメっすよー。」
「ん…うん……。」
彼女の手が、頬に触れた。
「もう、お寝坊さんっすね。…ちゅ…。」
「ん。」
包まれて、キスをされた。
「せん……っ!」
「ん…モモ……ちゅ…。」
引き寄せて、押し倒して、私からもキスをした。
「っ……もう、先輩。」
「ん…おはよう、モモ……ちゅ。」
何か言いたそうにとがった唇もかわいい。
「もう、おはようの時間じゃないっす!」
「じゃ…おそよう。ちゅ…。」
「んっ…もう……ちゅ…ん……。」
彼女の腕が、私の首に回って、とろけるような甘いキスを繰り返した。
「っ……はぁ…。」
「モモ……。」
ぎゅっと抱きしめて、おでこをくっつけて近距離で見つめ、ニコリと笑う。
「………。」
彼女は、ちょっと頬を染めて、もう…。と言って彼女からキスをくれた。一緒に暮らし始めてからというもの、時間のある時は、いつもこんな調子だ。特に、年末に入っては何かと忙しくゆっくり寝ることも彼女と過ごすこともできていなかったのだ、これくらいは許してほしい。
しかしながら、高校を卒業してから、大学に進学して、離れて暮らして、不安で泣いたり、喧嘩したり、いろいろあったけど、私も彼女も親元を離れ一緒に暮らし始めてもう3年目の冬。
「先輩は、いつまで経ってもお寝坊さんすね。」
「休みのときくらいいいじゃないか?」
「もう、休日のおとーさんっすね。」
「そんなこという口は、キスで塞ぐ。」
「んっ……先輩。」
「モモ…好きだよ。」
「っ……私も。」
「………。」
「好きっす。」
「うん。」
心がきゅーっとする。
ずっとずっと、飽きることなく私は彼女を愛し続けるだろう。
「ご飯できてるっすよ。」
「うん、もうちょっと。」
「もう、冷めちゃうっす。」
「温め直せばいいよ。」
「先輩!」
「うん、わかってるよ、ちゃんと食べるから、後5分。このままで。」
ぎゅっと抱きしめて、目を閉じて、後5分キスをした。






C83没SS 供養
さむさむらぶらぶ



あ、コミケ出ます。よろしくです。
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Date:2012/12/24
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