へぶんずぷれいす

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□ その他咲 □

太陽が照らして花が咲く



おねーちゃんは、ずるい。





「咲?」


優しい顔で、微笑むの。
頬に添えられる手も優しいのに、冷たい。
冷たいのに、私の頬は、熱があるんじゃないかというほどに熱くなるの。


肩を捕まれて、ゆっくりと近づく、その瞳。
ぎゅっと、目を閉じると、ちりっと耳に痛みが走った。
そこを柔らかな舌が、癒すように舐めあげる。
ぞくぞくっとして、全身に鳥肌が立った。


「……っ…!」
「………咲。」
「お、…おねーちゃ…。」
耳元で囁かないで、
「………。」
「…ぁっ……。」
姉の口元が…、にやりと笑った。
ぞくっとした。
「どうしたの?」
どうして欲しいの?
そうは聞かない。



おねーちゃんはずるい。
おねーちゃんはずるい。
おねーちゃんはずるい。



「………っ…ぁっ!」



俯いた私の顎をとって、ぐいっと引き上げられる。



「咲?」



やめて、そんな風に微笑まないで。
怖いよ、また、離れ離れになっちゃうんじゃないかって。
ずっと、一緒に居られるなんてそんな約束ないじゃない。


だから、見つめないで。


離して。


放して。



「…咲、かわいいね。かわいい。」



はなさないで。



「……おねーちゃっ……っ…っ!」



噛み付かれるようにキスをされた。
荒々しくて、貪るようなキスなのに。



私の頭を撫でる手が、優しすぎて。



涙が、零れ落ちた。




END



初の照咲。
折角書いたからということでUP。
照ねーちゃん大好きっこに捧げますよぅ。
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Date:2010/06/19
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