へぶんずぷれいす

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□ はるみち □

運命4

答えは、決まっていたんだ。
きっと、君と出会った、
その瞬間に。


太陽が昇って、朝日が差し込み、みちるは目を覚ました。
「おはよう。」
「・・・・・・・・・。」
傍らに佇むはるかを、ぼんやりと見つめる。
「は・・・天王さん。」
「ん。」
「ここ・・・は。」
「僕の家だよ。」
「・・・いっ。」
起き上がろうとして、
痛みに顔を歪める。
「駄目だよ、まだ、寝てないと。」
はるかは、それを抑えて、言う。
目が合い、ふいっとみちるが視線をそらす。
「・・・駄目よ。」
「・・・・・・・・・。」
「あなたを、・・・あなたをこれ以上巻き込めない。」
「・・・・・・・・・。」
「巻き込みたく・・・ない・・・。」
そらした視線を戻し、みちるは、はっきりと告げた。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
絡まる視線。
意志の強い、そんな瞳。


「・・・とにかく、傷が良くなるまでは、安静にしていないと駄目だ。」
「・・・・・・・・・。」
「僕のせいで負った傷だ。」
「それはっ・・・。」
「帰すわけにはいかない。」
「天王さん・・・。」
「ちょっと、待ってて。」
はるかは、そう言って、部屋を出て行った。
「・・・・・・・・・・・・はるか。」


「お待たせ。」
戻ってきたはるかの手には、湯気の上がるおかゆの入った器と、
水の入ったコップ。
「これ食べて、薬を飲んで。」
傷を治して、話は、それからだ。
そんなはるかを、みちるは、切なそうに見つめ、目を伏せた。
「・・・ごめんなさい。」
「・・・謝ってほしいわけじゃない。」
「・・・・・・・・・。」
「さぁ、冷めないうちに。」
「・・・・・・・・・。」



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Date:2010/02/12
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